次世代のウェブビルドツール「Farm v1.0」がリリース！

2024年4月20日2024年4月21日

Farmは、Rustで書かれた次世代のウェブビルドツールだ。

現在、最も強力で高速かつ安定したRust製ウェブビルドツールとなっている。Farmは2023年3月にバージョン0.3のソースコードを公開して以来、多くのコミュニティ開発者の1年間の開発と貢献を経て、ついにバージョンv1.0がリリース！

v1.0バージョンは、「遅延コンパイル」、「永続キャッシュ」、「Rust/Jsプラグイン」、「部分バンドル」など、多数の機能をサポート。Viteプラグインエコシステムとの互換性もある。

Farmは、Viteなど既存のツールの欠点を完全に解決した上で、極めてパフォーマンスが高く、互換性もある真の次世代ウェブビルドツールとなっている。

Farmは現在、本番環境で利用可能であり、多くのエンタープライズプロジェクトがFarmに移行し、素晴らしい効果を上げている。

以下に示すように、1000のReactコンポーネントのベンチマークテストでは、FarmはWebpackの20倍、Viteの10倍と非常に高速だ。他のツールと比較して、コールドスタート、ホットスタート、HMRなどの点で圧倒的なパフォーマンス上の利点がある。

主な特徴

極めて高速: コアコンパイル機能はピュアRustで実装、最大限の並列コンパイルにより、プロジェクトを数秒で起動、HMRをミリ秒で実行！
インクリメンタルビルド: モジュールレベルのディスク永続キャッシュをサポート。変更されていないモジュールは2度コンパイルされず、ホットスタート時間が80%短縮。遅延コンパイルを有効にすると、どんなに大きなプレビュープロジェクトでも1秒で起動可能。
豊富な機能: HTML、CSS/CSSモジュール、js/jsx/ts/tsx、静的リソースなどをビルトインでサポート。
プラグイン可能 & Vite互換: 完全にプラグイン可能で、RustとJsの両方のプラグインをサポート。Viteプラグインエコシステムと互換性あり。
遅延コンパイル: ファーストスクリーン以外のページはオンデマンドでコンパイルされ、特定のページにアクセスした時のみコンパイルされるため、大規模プロジェクトの起動が大幅に高速化。
本番最適化: Tree Shake、圧縮、構文ダウングレード、ポリフィルなど、完全な本番機能をサポート。ES5へのダウングレードもサポート。
部分バンドル: 依存関係に応じて数千のモジュールを約20〜30の出力ファイルにバンドル。`バンドル`と`バンドルレス`の2つの極端なモードを完全に回避し、キャッシュ再利用率を向上させながら、読み込みパフォーマンスを確保可能。
一貫性: 開発と本番で全く同じ戦略を使用。開発で見えるものが本番で得られるもの。
互換性: 最新のブラウザと古いブラウザ(ES5)の両方に対応。